クローズド・ノート
雫井 脩介 / / 角川書店
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先日、思いがけなく万年筆をいただきました。もらったのはヴィスコンティのオペラ。
万年筆は前から使ってみようと思いながらなかなか手が出せないでいたのですが、使ってみると書きやすくてびっくり。
両親の使っていた万年筆はすぐ引っかかって、なんとなく書きにくい筆記用具というイメージを持っていたのが払拭されました。
この本はちょっと前に読んだものですが、万年筆が重要なアイテムになっていることを思い出して再読しました。
万年筆に関する記述は、新たな興味を持って読むことができました。
正直、ストーリーとしては納得のいかない部分があることは否定できません。
途中から何となく先が予想できてしまうのが・・・
たとえば映画だと、先が予想できることは許容できるし、かえってその方が安心して鑑賞できる気がするのですが、書籍ではちょっと物足りない感が残ってしまいます。
逆に、映画だと我慢できないっていう方もいるのかな。